出張先での雑記帖



江の島
Enoshima


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2017年 10月 7日(土) 江の島(神奈川)


<ぶらり 江の島>

江の島は、神奈川県藤沢市にある湘南海岸から相模湾へと突き出た陸繋島。

「えのしま」という地名ですが、
地図や住居表示はひらがなの「の」を使っているのに対し、
郵便局や交通機関はカタカナの「ノ」と混在していますし、
古くは「江島」などと書かれていたようで、
有名な「江島神社」はこの表記になっています。


<江島神社>

安芸の宮島、近江の竹生島とともに日本三弁天とされる。
欽明天皇13年(552)に岩屋(御窟)に神を祀ったのが始まりです。

日本三大弁財天を奉る江島神社は、
田寸津比賣命を祀る「辺津宮」、
市寸島比賣命を祀る「中津宮」、
多紀理比賣命を祀る「奥津宮」
の三社からなる御社です。



<生しらす>

江ノ島がある神奈川県では、資源保護の目的で
毎年1月から3月中旬までしらすの漁を禁漁期間としています。
おいしい「生しらす」が食べられる時期は、
漁獲量の多い4〜5月、、7月、10月。
とくに10月は1日2〜3回も出漁する
ので、生しらすがたっぷり楽しめます。



久しぶりにリフレッシュできました


青銅の鳥居

江の島弁財天信仰の象徴である
青銅の 鳥居が創建されたのは
延亨4年(1747)。
現在のものは、
文政4年(1821)に再建され たもの

朱の鳥居と瑞心門

朱の鳥居の正面、石段を上ったところにある
龍宮城を模した楼門


辺津宮

建永元年(1206)に
源実朝が鎌倉幕府の繁栄を祈って創建。
現在の建物は延宝3年(1675)の再建、
昭和51年(1976)に改修されたもの。


奉安殿

辺津宮の南隣にある八角円堂。
「裸弁財天」とも呼ばれる
妙音弁財天像と八臂弁財天像を安置している。
妙音弁財天像は琵琶を抱えた全裸の坐像。
女性の象徴 をすべて兼ね備えているといわれ、
鎌倉時代の傑作と名高い。

中津宮

江の島の中腹にたたずむ朱塗古社。
仁寿3年(83)に慈覚大師によって
創建されたといわれている。
現在の権現造の社殿は元禄2年(1689)に
再建されたも ので、
平成8年(1996)には大改修が行われ、
朱塗りがいっそう鮮やかになった。

奥津宮

三つのお宮には、三姉妹の女神様が祀られ、
ここ奥津宮には一番上の姉神の、
多紀理比賣命が祀られています。


「八方睨みの亀」

龍宮

奥津宮の隣にあり、
岩屋本宮の真上にあたるところに
平成五年(1993年)、
崇敬者の御篤志により建てられたお宮

岩屋
江の島弁財天信仰の発祥の地。
多くの高僧や武将がここを訪れて
祈願のため籠ったことを
「江の島参籠」といってました。


恋人の丘「龍恋の鐘」
相模湾を荒らした邪悪な五頭龍を
江ノ島に舞い降りた天女(弁財天)が改心させ、
五頭龍は天女に恋をして結ばれた、
という江島縁起「天女と五頭龍伝説」
の恋物語にちなんで造られたもので、
その伝説にあやかり、
多くの人が鐘を鳴らしに訪れます